900番を踏んでくださったトモヒトさんへお題は「ありがとう」 「あなたへ」 最後まで僕を愛してくれたあなた。 すぐに電話をしてくれる。 「逢いたいよ」 何度も言う。 逢うと嬉しいんだね、泣いていた。 抱きしめた、いとおしい人。 口づけをした、カラダのすみずみまで。 まるで、神様が創ったみたいにすごく繊細で。 せつなくて・・・。 だから、抱きしめた。 きつく・・・きつく。 そんな君が僕の前から急にいなくなってだいぶたつね。 僕に、人を愛する意味をはじめて教えてくれた、いとおしい人。 せつなげに、最後の夜を思い出す。 もう何度目だろうか。 何度も何度も夢に見る。 最後の夜。 僕に抱きついてきて、つぶやいた。 「ごめんなさい・・・・ごめんなさい」 ナミダがあふれている。 意味がわからなかった。 まだコドモだった。 「どうしたの?ねぇ、なんで泣くの?」 おどおどしている僕に君は言う。 「大丈夫・・・大丈夫よ」 そして、今僕は、やっと君の言葉の意味をしる。 君が、急にいなくなった理由はわからない。 でも・・・でも 君につたえたいことがあるんだ。 きっと、君に届かないんだろうけど。 でも、大声で 君に聞こえるような大きな大きなコエで叫ぶよ。 君がいるであろう、あの空に 「ありがとう」と。 ジャンル別一覧
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